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記憶の選択。
先日、タクシーの運転手にこんなことを言われた。

「女性ってのは、ほんっと色々よく覚えてますよねえ」
それを聞いて私は、ああ、そうなのか、と思った。
私は良いことも悪いことも失敗も恨みも、ずっとねちねちとよく覚えている方だ。
それは私個人の性質なのかと思っていたのだけれど、
そう言われてみるともしかして、もしかしなくても、「女」としての性質のひとつなのかもな、と、
目から鱗が落ちる思いだったのだ。

それに対して、「男」の方は覚えてない。
デスヨネ。
というふうに続いた。

とは言え、周囲を見渡してみても、一概にそうと言えないケースも多いので、
「女は」「男は」と言い切ってしまうのには抵抗もあるのだけれど。
しかし少なくとも「話を聞いていない」と攻めるのは女の方が多く、
攻められるのは男の方が多いようには思う。

だとすれば、一時期話題になった「アニバーサリィ女」というのも、
もしかしてこの「覚えていすぎる女」と「覚えていない男」の
格差が生み出した幻想なのかもしれない。
まあ、常軌を逸した人もいるのだろうけど。

ところでこの「覚えていない男」というのは私も経験が結構あるのだが、
なかなか厄介な対象だ。

覚えていない。
というより。
そもそも聞いていない。
しかも質の悪いことに、聞いていないことに気づいていない。
それでいてこちらから見れば聞いているように見えるので、尚いっそう、質が悪い。

二人きりで会話をしていたはずなのに、なんだそりゃ。
一方的に私が独り言を繰っていただけなのか。

怒っても不毛なのだが腹立たしい。
しかし不毛は不毛なので、なるべく諦めた方が経済的ではある。
ただ、こちらが聞いていないことを気にしない代わりに、
「聞いていないことが多い」という認識をしてはくれまいか。
なんて思う。

「ああ、また聞いてなかったんだなあ俺、ごめんごめん」

……それでもやっぱり腹立たしいかな。無理かな(苦笑)。
| シコウノフキダマリ。 | 06:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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